スズラン　2025年12月Vol.1 株式会社セカンドハウス彩祐結

今回紹介する活動は『ヒンメリを作ろう』です。ヒンメリとは、北欧フィンランドの伝統装飾品で、幸福のお守りとも言われるモビールです。元々は、ライ麦のわらをつないで組み立てるものですが、今回はストローとタコ糸を使って制作します。《手先を使い、細かな作業の練習》《工程の説明を理解し、完成形をイメージしながら作る》を目的として行いました。

見本の星形のヒンメリを見て「ヒンメリって何？」「初めて見た！」「可愛いね！どうやって作るの？」と興味津々の児童たち、職員から説明を受けて、ストローを7㎝の同じ長さにハサミで切っています。「何か少し長くなったかも」「調整してまた切るといいんじゃない？」「短すぎたのは寄せておくね」と児童同士で協力しながら、色とりどりのストローを準備しました。

赤や緑、黄色、ピンク、水色等のカラフルなストローの中から、1人5個ずつ色を選んでいます。「5本全部同じ色にしよう！」「全部別の色がいいな！」「どの色がいいか迷うな～」と皆で楽しそうにストローを選んでいます。

短いワイヤーにタコ糸の端を結んで、ストローを1個ずつ通していきます。慎重に1個ずつストローを通す児童たち、指先に集中して作業をしています。通したはずのストローが床に落ちてしまったりと、途中アクシデントもありましたが、5個のストローを全部通し終え、タコ糸をしっかり結んでいます。テーブルの上にネックレスのような糸を通したストローの束を、今度は星の形になるように折り込んでいます。職員から折り方を聞き、星の形になるように折っていきます。「こっちをクロスさせて～」「畳んで潜らせるの？」とそれぞれ試行錯誤を重ねて、星形にできあがると「おお！星だね！」「いいね！クリスマスの飾りみたい！」と完成に嬉しそうでした。

完成したヒンメリを見て「○○さんのヒンメリ、色がカラフルでいいね！」「淡い色のストローで作ったの可愛いね！」とお互いのヒンメリを披露しています。自分だけのオリジナルヒンメリの出来栄えに、大満足の児童たちでした（*^_^*）

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