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嶋南の家 パンジーの記事

嶋南の家 パンジー

パンジー 2023年4月 Vol.1

update:2023/04/10

今回紹介する活動は〈背中絵カード〉です。

この活動は2人1組になり、1人が相手の背中に数字やイラストを書き、もう1人が何と書かれているか当てるゲームです★〈体への感覚を入れる〉〈ボディイメージの獲得〉を目的に行いました。

ここで〈体への感覚を入れる〉ということを詳しく説明します。他の人から背中を触られることで触覚という感覚に刺激が入ります。触覚を刺激することで危険を察知したり、痛み・温度・圧迫などを脳に伝えケガを防ぐことに繋がってきます。つまり、感覚を入れる=感覚を刺激する、という意味になります(^^)

また、味覚や嗅覚、筋肉の感覚などの感覚機能がバランスよく刺激されて向上することで体を上手く使えたり、情緒面が安定するという効果が期待でき触覚も大切な感覚になります。そのため今回は、触覚に重点を置いた活動を行いました!

 

2人組のペアが職員から発表されると「〇〇君よろしくね!」とやる気十分な声が聞かれています!他の人から背中を触られることは大人でもくすぐったい時がありますが、子供は大人よりも感覚が敏感と言われているため「くすぐったいよ~!」「きゃはは~!」と始めのうちは背中がゾワゾワする感覚に慣れない児童もいました( ;∀;)

 

 

 

 

背中への感覚に慣れてくると「じゃあ書くよ!」と書く側の児童は相手が分かりやすいようにゆっくり書き、当てる側の児童も「なんだろ~?」と背中に注意を向けながら取り組んでいました(*^^*)

数字では1~9までを始めは1つ書いていきましたが、コツを掴んだ児童たちは1回で正解していたため2桁の数字で行ってみました!「1つ目は3!次は何だ~?8かな~?」と2桁になると難易度が上がり、さらに集中して取り組んでいる児童たちでしたよ♬中には3桁に挑戦する児童もいましたが、3桁はさすがに難しかったようです(;’∀’)

 

 

 

 

数字の次に背中にイラストを描く種目も行いました!アンパンマンや犬、ウサギなど特徴が分かりやすいイラストをお題にしています。背中のどこからどこまで線が描かれているのかを意識することで、自分の背中の大きさや背骨の位置・背中の丸まり方などを認識できるようになります(*^^*)このイメージが発達してくると〈ボディイメージを獲得する〉ということに繋がってきます!

数字よりも難しいイラストでは「ヒントちょうだい!」「外側は丸いな~。でも分かんないや~。」と苦戦する声が聞かれましたが、他の児童にヒントをもらって「分かった!ゾウだ!」と元気いっぱいに答えている児童たちでしたよ(*^▽^*)

 

 

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