diary
今回紹介する活動は、『サーキット』です。
この活動は、【全身運動】や【バランス感覚を養う】。また、自分たちでサーキットのコースを作ったり、上手くいかなかったときや思い通りにならなかった時も「次はできるかもよ」と児童同士で言葉をかけあったり、上手くいかない場面に遭遇した時にはみんなで意見を出し合って【社会性を育むこと】目的として行いました。
今回は、決められたコースを歩くのではなく、自分自身でサーキットを配置して全員でコースを作りました。サーキットを一人ひとりに渡すと、児童同士でどこに置くか話し合ったり、じっくり考えたりしながらそれぞれ好きな位置に並べました。
今回は、前の児童が置いたサーキットとつながるように並べる児童が多く、円形のコースを作りました。
児童同士で一緒に構成を考えることで、身体を動かすだけでなく、活動の見通しを持って行動する力が育っていることが感じられました。

はじめに、出来上がったコースを一人ずつ歩いています。まっすぐ進むだけではなく、どこに進もうか迷いながら色々な方向に進んでみたり、カーブが歩きにくくて落ちてしまったりしても何回もチャレンジしたりと思い思いに歩く場面がみられました。また、児童同士がぶつかりそうになるのを見かけて、ブロックをずらしたり道を増やしたりと、児童同士でアイデアを出し合い、みんなで納得のいくコースを作り上げました。
一通り歩いたあとは、サーキットに乗ったまま、風船バレーを行いました。
「◯◯くんの後ろに行ったよ!」「向こうまで届いた!」などと話しながら、とても賑やかな雰囲気で始まりました。
普段サーキットが苦手な児童も「やってみたい」と挑戦して、全員でゲームを楽しみました。腕をめいっぱい伸ばしたり、サーキットから落ちないように両手を広げてバランスをとったりと、それぞれが自分がやりやすい体勢を編み出していました。

活動の中盤では、難易度を少し上げて、大きさの違うフラフープを天井から下げて風船シュートゲームを行いました。
最初は、「小さい方は難しすぎるよ~」という声が多く上がりましたが、風船を飛ばすにつれて、的中することが増えて、「入った!」と喜ぶ様子が多く見られました。なかには連続で入るかどうかを競う児童もおり、みんなで協力する難しさを感じながらも、楽しみながら全力で体を動かすことのできた活動になりました。
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