株式会社セカンドハウス彩祐結

スズランでは「体week」と題して、スピードラダーやサーキット等の体を動かす活動を一週間行いました。今回は「体week」最終日の【三角ベース】を紹介します。内容は野球盤のルールに従って、ピッチャーが新聞紙ボールを転がし、バッターが手で打ち返す野球です。この活動の療育目的は、『狙いを定め力加減をコントロールしてボールを投げる』、『負けてしまっても気持ちを切り替えて最後まで参加をする』という２点です。

児童たちは２チームに分かれて、それぞれの陣地に座ります。職員がやり方やルールを説明している間は、説明する職員を見て静かに話を聞いていました。そして、職員たちがバッターボックスや塁、ヒットやホームランの場所を作る様子を興味深そうに見ながらとてもワクワクしている様子でした♪

バッター役とピッチャー役に分かれ、さらに、得点役も児童が担当しています。バッター役となる児童たちは、職員から「次は〇〇さん」と声を掛けられると嬉しそうにバッターボックスに座り、手を構えて今か今かとボールを待ちます。ピッチャー役の児童は、どう転がすと相手が打ち返しづらいかを考えながら緩急をつけてコースを狙います。

１点目の療育目的にもあるように、バッター役は転がしたい方向を定めてボールを手で打ち返し、ピッチャー役はバッターから遠い所や近い所などコースを狙い緩急をつけてボールを転がすなど力加減をコントロールしながら取り組んでいましたよ！

バッター役は、１人２、３回ずつ行いました。１回目はなかなか思った所に転がすことが難しくアウトになる場面が多くありましたが、２回目以降は慣れてきた様子も見られ、１ベースヒットや２ベースヒットなどが出るようになってきました。

さらには、「ホームランを狙いたい！」とバッター役の児童がホームランを狙って手で打つと、見事にホームランの場所にボールがコロコロ転がっていきましたよ☆「やったー、ホームランだー！」とガッツポーズをして大喜びでした♬

バッター役とピッチャー役の児童以外はそれぞれの陣地に座りながら、攻めるチームは「ホームラン打てー！」、守るチームは「速いボールだー！」等と声を掛けて応援しています。児童みんなが勝ち負けに関係なく、１つのボールの行方に注目しながら、ヒットやホームランが出た際は「ヒットだー！」、「ホームランすごーい！」等とみんなで一緒に盛り上がって楽しみました♪♪

また機会があれば、三角ベースを楽しみたいと思います(^^♪

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