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嶋南の家 クローバー

クローバー2025年10月Vol.1

2025/12/05

めっきり秋めいてきて児童たちの服装も徐々に秋服に移り変わってきましたね。秋らしい学校行事を控える児童達は「〇〇君、運動会いつ?(^^)」と話が盛り上がっていました。

今回紹介するクローバーの活動は『SST こども六法』です。弘文堂より刊行されている【こども六法 第2版】を使用して社会でのルールについて意見を出し合いながら理解を深めていきましたよ。この本は普段からクローバーの支援室内にある本棚にあり、児童は手に取って読んでいた本であもります。今回はSSTとして使用し段の自分の行いについて振り返る】【社会のルールや決まりについて理解する】ことを目的にして行いました☆

まずはゲームやアニメのキャラクターを引用してどのようなことが良くない事なのか全員で話し合いました。ドラえもんのジャイアンを例に出した際は、《相手に暴力をふるっている》《相手の物を勝手に盗っている》《物を壊している》などが挙げられましたね。された相手はどのような気持ちになるのか、結果的にどんなことになってしまったのかを全員で話し合いました。

 

 

 

 

次に職員が出すクイズに挑戦します。まず1問目は《何歳から警察に捕まるのか》です。刑事訴訟法では14歳が一つの基準となりますが、児童は各々自分なりに考えて意見を発表していました。「う~ん、分からない」と首をかしげる児童もいましたが、「内容によっては小学生でも捕まるんじゃない?」「刑務所は大人が良くところでしょ?」と意見が飛び交いましたよ。職員が正解を発表すると、年齢が近い児童はびっくりした様子でしたが学年の低い児童も興味深々で聞いていましたね。

その後、《小学生でも警察のお世話になることがあるの?》の内容として小学生が線路に置き石をするイタズラをして警察から児童相談所に送致された事例、小学生が高齢者と自転車でぶつかってしまい高額な賠償金を支払うことになった事例を職員が話すと、「知らなかった~」とびっくりした様子でしたが、前のめりになって職員のお話を聞いていましたよ。

 

 

 

 

本の中には児童の年齢に合うように分かりやすい言葉で解説された数多くの事例が収録されています。《実際にけがをさせなくても暴行となる》《人を脅して何かをさせてはいけない》《盗まれたものはもらってはいけない》など今後児童達が成長していった際遭遇する可能性があることについて理解を深めていましたね。自分のことについて振り返るきっかけになったのか、活動終了後、「友達とLINEで使う言葉も気を付けないとね!」と新たな点に気付いてお話していた児童もいました。

 

 

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