アザレア　2025年10月　Vol.2 株式会社セカンドハウス彩祐結

今回は【指先運動～ハサミを使ってみよう！～】の活動の様子を紹介します。

この活動は『手先の巧緻性の向上』『集中力を高める』を療育目的として行ないました。

久しぶりのハサミを使った活動に「やったー！」「何か作るの？」「ハサミ得意だよ♬」と始まる前から意欲を見せていた児童たち。まずは海の生き物のイラストを切っていきます。イラストの周りを囲む点線に沿って切っていく内容でしたが、中には「もっと細かく切ってもいい？」とタコやイカの足の細かいところまで切り込みを入れて切り進める児童もいましたよ！曲線を切る際には【ハサミではなく紙を動かす】を意識して、細かい手先の動きにも挑戦しています。ハサミに苦手意識を持っていた児童も「すごく上手だね！」と声をかけられると、それが自信に繋がったようで「もっとやりたい！」とさらに意欲を見せていました。

次は正方形のピースをいくつか切っていき、それを組み合わせてパズルを完成させます。先程の課題にも集中して取り組んでいた児童たち。「疲れたら少し休憩してもいいよ！」「手をグーパーグーパーしてみよう！」と職員が声をかけると「ふ～！疲れた～！」と一息入れていましたね(^^)少し気分をリフレッシュしたところでパズルの課題に取り組みます。ハサミに慣れてきたのか「これイルカ？」「こっちはジンベイザメだよ」と会話を楽しむ余裕も見せながら、それぞれ自分のペースで切り進めます。切りとったピースを組み合わせたら、丁寧にのりで紙に貼ってパズルの完成です☆最後まで集中して取り組んでいました。

3つ目の課題も用意されていましたが、児童によっては「ここで終わりにします！」と自分の気持ちを伝えていましたね。引き続き集中して取り組んでいる児童もいたため、先に活動を終えた児童は静かにお絵描きなどに取り組みながら過ごしています。3つ目の課題も含めると1時間以上も真剣に活動に取り組んでいた児童たち。「次はもっと〇〇なやつやりたい！」とリクエストも聞かれました。また次の機会はレベルアップした課題にチャレンジしたいですね♬

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