2024年より放課後等デイサービスが2類型に再編される予定
総合支援型
「現行の運営指針にある創作活動など4つの活動をすべて行う」もの。
自立支援と日常生活の充実のための活動
子どもの発達に応じて必要となる基本的日常生活動作や自立生活を支援するための活動を行う。子どもが意欲的に関われるような遊びを通して、成功体験の積み増しを促し、自己肯定感を育めるようにする。将来の自立や地域生活を見据えた活動を行う場合には、子どもが通う学校で行われている教育活動を踏まえ、方針や役割分担等を共有できるように学校との連携を図りながら支援を行う。
創作活動
創作活動では、表現する喜びを体験できるようにする。日頃からできるだけ自然に触れる機会を設け、季節の変化に興味を持てるようにする等、豊かな感性を培う。
地域交流の機会の提供
障害があるがゆえに子どもの社会生活や経験の範囲が制限されてしまわないように、子どもの社会経験の幅を広げていく。他の社会福祉事業や地域において放課後等に行われている多様な学習・体験・交流活動等との連携、ボランティアの受入れ等により、積極的に地域との交流を図っていく。
余暇の提供
子どもが望む遊びや自分自身をリラックスさせる練習等の諸活動を自己選択して取り組む経験を積んでいくために、多彩な活動プログラムを用意し、ゆったりとした雰囲気の中で行えるように工夫する。
特定プログラム特化型
「理学療法など専門性の高い支援を提供する」もの。
セカンドハウス彩祐結としての方針
2024年を待たずに
~特定プログラム特化型にシフトしていきます~
- ❶ 個別支援計画の目標に合わせたクラスのご提案をしていく
- ❷ 総合支援型の要素も大切にしながら、今この時に必要な専門職からの支援をしていく
- ❸ 目標をクリアした場合には、ステップアップできるクラスのご提案をしていく
- ❹ 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理士、保育士等の専門職を多く配置し、質の高いサービス提供をしていく
リハビリ職の違いを知ってください
理学療法士とは
寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。関節可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など運動機能に直接働きかける治療法から、動作練習、歩行練習などの能力向上を目指す治療法まで、動作改 善に必要な技術を用いて、日常生活の自立を目指す専門職です。子どもの潜在能力を最大限引き出し、運動機能の改善を促し、今後の日常生活が過ごしやすくなるようにサポートします。
作業療法士とは
日常で必要となる「食事」「洗顔」「料理」「字を書く」などの応用的動作能力や、地域活動への参加、就学・就労といった社会的適応能力を維持・改善し、「その人らしい」生活の獲得を目的に、リハビリテーションを行う専門職です。
言語聴覚士とは
ことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。また、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。